猫
「何、九蓋甘えたいの?」
「……」
「黙ってても眼がそう言ってるからねー、解るもんだよ」
「……」
「しょうがないなぁー」
「……おい、」
「あぁ、やっぱ可愛いなぁ九蓋は」
「おい、御形」
「アッチの九蓋にもこの可愛さの半分くれてやりたいもんだ」
「お前、いい加減にしろ」
「いいじゃん、九蓋とスキンシップ取りたいんだよ」
「……新手の嫌がらせか?」
「何でー? 飼い猫に好きな奴の名前付けてるだけじゃんかー」
「……」
「なぁ九蓋ー?」
「……」
「九蓋大好きー」
「……!!!」
「お前じゃないよ、九蓋に言ってるんだからな」
「……っ」