黒子のバスケ

Trick and Treat!

おい黄瀬、お前どっちの方が欲しいと笠松センパイが差し出して来たのは裏返しにされた謎のお菓子のパッケージ。
何スか、これと怪訝に思いながらもセンパイがその中身を出してくれたので、素直に綿菓子のようなそれを一口分ちぎって口に入れる。と。

ばちばちっ。

思わず舌の上ではねたものに肩を竦める。
そんなオレの前で、センパイがしてやったりな顔で笑った。

「お前、こういう駄菓子に耐性なさそうだもんな。どうよ、三十円のバチバチシゲキックスの威力は?」

今日はハロウィンって奴だろ。イタズラとお菓子同時にくれてやったぜと悪戯っ子の眼がきらきら輝いていたのを見て、今日のオレの夜の行動は決定したようなものだった。



(甘いお菓子のような人にたっぷりヤラしいイタズラをしよう)


Trick and Treat!


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