hugger-mugger
001
前に言っていましたよね、幸男くんはパートナーだと。
……今でもそうスよ。
でも君は、未だに幸男くんには「汚い」仕事をさせようとも、見せようともしない。それでもパートナーなんですか。
未成年の子に、見せていいようなもんじゃないでしょ。
それじゃあ幸男くんが成人したら、汚い仕事も一緒にこなすようになっていくんですか。もう、子どもじゃなくなったら。
……何、言いたいんスか、黒子っち。
子どもだ、パートナーだ、それから……そうですね、青峰くんからの預かりもの、ですかね。そういう関係性でこの先も幸男くんと一緒にいるつもりですか。
別にいいでしょ。少なくとも黒子っちには関係ない。
関係なくないですよ。幸男くんは僕にとっても大事な幼馴染です。……いい加減、腹を括ったらどうですか。
……物騒スね。それと随分乱暴スよ。オレの職業知っててそういうこと言っちゃうのは。
――君はいつだってそうです、自分のことを蔑ろにし過ぎです。だから――結果的に、他の人のことも蔑ろにしてしまっていることが、あるんです。どうして幸男くん本人に何も聞こうとしないんですか。
――……そんなの。
どうしてですか。君は自分一人で勝手に幸男くんとの関係を決めようとばかりしている。僕には――解りません。君が何を怖がっているのか。
――解らない……でしょうね。黒子っちには、解らないスよ。
(だって最初から一人なら)
002
君は、幸男さんに手を出したんですね
酷いなぁ黒子っち。人聞き悪いこと言わないでよ。オレはただ
あの子をオレのものにしただけだよ
(彼がそんな幼稚な独占欲を恥ずかしげもなく口にするなんて思いもしなかった)
003
大丈夫だよユキちゃんオレはそんな簡単には死なないっス。血に濡れた手で頬を伝う涙を拭って。安心させるための言葉は、でも死ぬときは死ぬんだろ。震えた絶望は嗚咽となって、触れた手の赤に涙が滲んだ。悲しくさせてごめんねと、
なぞりながら生きていることを確かめる
(@j_on_m)
004
あんたが傷付けたのはね、絶対に傷付けちゃいけない子だったんだよ。相手は既に虫の息。それでも言いたかった。あの子はね、傷付けられても何でもないみたいに笑うけど、でもね、傷付いてないわけじゃない。傷付いてないはずない。顔を寄せて。だからお前は死をもって
贖えと囁く
(@j_on_m)
最後二つはお題アカウント様から。感謝