黒子のバスケ

a world of difference

センパイと話しているときに気になること。
たとえば、小堀先輩と話している今とか。
凄く気になる。
オレと話していたはずなのに、小堀先輩が部室に入ってきて。
センパイの視線がそっちに行っちゃったまま戻ってこない。
……確かに、オレじゃ対戦相手の分析とかそういうの、できないけど。
でも。

オレと話してたのに。
オレと向かい合って座って、話してたのに。
笑い合ってた、のに。

「……センパイって、小堀先輩大好きでしょ」

仏頂面のオレに、話し終えた笠松センパイがきょとんとした顔になって、それから少し照れくさそうになって。


「お前だって、好きだろ? 小堀」


好き、だけど。確かに良いセンパイだと思う、けど。

小堀先輩への、オレの好きとセンパイの好きって、同じなのかな。
どうしてそんな風に照れくさそうに笑うのかな。
オレに対して言ってくれるときとは違う、顔に。


不安になる理由なんて、解ってるんだ。


a world of difference:大変な違い

20110503