ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

ex mero motu.

ムヒョは小さい。
前に身長を聞いた時に、あの分厚い魔法律書の角で思いっきり頭を殴られた、それが返答だった。
僕は大きい。
前に身長を測った時、「また大きくなってたー」 言ってしまった後に「全ての栄養が脳じゃなくて体にいっちまうとは不憫なモンだな」、キヒヒッという笑いとともに皮肉を言われた。

ムヒョは最年少の執行人だ。
天才と呼ばれている。才能を持っている。
僕は二級書記官だ。
MLSにも二回落ちた。ペンもろくに扱えない。

どうして一緒にいるんだろうなぁと思う時もある。
ムヒョと僕は多分何もかも違うし、同じ所なんて一つもない。
全く正反対だから、だからこそ互いを補えるなんて、そこまでも思っていない。
きっと僕はもっと単純な事で一緒にいる。
僕が入れた紅茶を飲んでくれるとか、そういう単純な事。
そういう単純な事、些細な事、けれども凄く嬉しい事。
初めて会った時から比べ物にならないくらいに、ムヒョと一緒にいる事に違和感がなくなってきている。
それが当たり前みたいになってきている。
これから先もきっと。
僕はムヒョと一緒にいる。


ムヒョ+ロージー:自らの足でこの道を進む