「ねぇ、君は絶望を知っているかい?」
薄く嘲笑うようにソレは言った。耳元で囁れたように思えた
「知っているかい?」
「知っているかい?」
絶望とは希望を絶やす事
希望を絶望して初めて絶望になる
「あぁ、」
「知っている」
僕は知っている
絶望を
希望を絶たれた者だけが知る、その甘美なもの
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